【お宮詣りの服装】赤ちゃんの着物はレンタル?購入?ママの服装は着物?パールネックレス?
待ちわびた赤ちゃんの誕生。
愛しい我が子の成長と健康を願うはじめての伝統行事・「お宮詣り」が1ヶ月後に控えています。どうか最高の形で迎えたい、家族みんなの思い出として素敵な記念写真を残したい、誰もがそう願うのではないでしょうか。
本記事では、そんな「お宮詣り」の特別な一日にのぞむための装いについて詳しく解説します。赤ちゃんのお祝い着からママの服装についてお悩みの方は、ぜひ参考になさってみてください。
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■ お宮詣り・七五三(購入・レンタル)
お宮詣りとは?

お宮詣りは、赤ちゃんがはじめて迎える特別なイベントです。
家族みんなで氏神神社に参拝し、子どもの無事な誕生を氏神様に報告・感謝するとともに、これからの成長とご加護を願います。
お宮詣りを行う意味とは?
以前の日本では幼い子どもが病気で亡くなることは珍しくなく、大切な命を守護神として守ってくれる氏神様にご加護をお願いする「お宮詣り」は特別な意味を持ちました。
現代では医療の目覚ましい発達により命を落とすことは減っていますが、我が子の無事な成長を願う気持ちは昔も今も変わりありません。
お宮詣りはいつ行く?
子を慈しむ家族の気持ちを表す行事・それが「お宮詣り」です。生後1ヶ月前後に行うのがしきたりとされていますが、ママの産後の体調を最優先に日取りを決めるのがよいでしょう。
お宮詣りで家族写真
赤ちゃんの記念すべき初の伝統的な行事とあって、撮影の絶好のチャンス。夫婦と両家祖父母みんなでお宮詣りにのぞみ、写真とともに一生の思い出を残したいですね。
お宮詣りの着物とは?どんな色柄がある?

我が子がはじめて身に着ける着物は、どんな色柄を選びましょう。赤ちゃんのお顔に合った色の着物に、柄には成長に向けた親の願いを込めたいものです。
お宮詣りの着物は「お祝い着」(「初着」、「産着」とも)と呼ばれる一ツ身の着物を用意します。赤ちゃんにはベビードレスや白いロンパースなど快適なものを着せ、赤ちゃんを抱っこする方をお祝い着で包むようにし、背中あたりで結んで着せてあげます。
それでは、「お宮詣りのお祝い着」人気の色柄を男女別に見てみましょう。
女児着物の「色」
女の子のお祝い着で人気の色は、
- 赤
- ピンク
- 白
- 黄色、クリーム色
など、明るく華やかな色が人気を集めています。
特に王道・「赤」のお祝い着は、鮮やかで写真映えすることから今も昔も変わらぬ人気です。
女児着物の「柄」
女の子のお祝い着の人気の柄は、
- 手鞠(てまり)
- 束ね熨斗(のし)
- 貝桶(かいおけ)
- 桜、牡丹などの花
など、華やかで可愛らしい柄が人気。
「手鞠」の柄からは貴族の遊びであった蹴鞠(けまり)を連想させ、品の良さや高貴さを感じさせます。
また鞠の形から「困難がおきても物事が丸く収まるように」「人との関係が円満であるように」との願いも込められます。
伝統ある古典柄には、さまざまな由来と意味の中に子どもの成長を願う心が込められています。
レンタルショップなどには奇抜な柄も見受けられますが、呉服専門店には伝統的な吉祥柄のお祝い着が揃っていることが多いですよ。
男児着物の「色」
男の子のお祝い着の人気の色は、
- 黒
- 青、ネイビー
- グリーン
- 白、ベージュ系
など、普段の洋服や小物でも男の子がよく選ぶ色が並びます。
中でも「黒」は不動の人気。重厚で格調高いイメージで、おじい様、おばあ様を中心に選ばれる方が多いです。
男児着物の「柄」
男の子のお祝い着の人気の柄は、
- 鷹
- 兜
- 熨斗(のし)
- 龍
など、「強く、たくましく育ってほしい」という男の子の成長を願う意味が込められた柄が人気です。
例えば、特に人気の「鷹柄」には、千里を見通し悠々と空を飛ぶ姿にちなみ「勇敢におおらかに、先を見通せる子に」との願いを込めて。
「兜柄」には、大切な我が子の身を守るお守りとしての意味が込められます。
お宮詣りの着物はレンタル?購入?メリットとデメリットを解説

お宮詣りの着物をレンタルするか、購入するか…。
出産前から悩まれる方も多いことでしょう。
生活スタイルや考え方によって、レンタル・購入どちらを選んでも、きちんとお宮詣りをしてくれたこと・それ自体を成長した我が子は写真を通し感慨深く感じるのではないでしょうか。
ここではお宮詣りの着物の「レンタル」・「購入」のメリット・デメリットについて解説します。
お祝い着「レンタル」のメリット
お宮詣りの着物レンタルのメリットはとにかく値段の安さにあります。ネットレンタルだと3,000円くらい~レンタルが可能なため、とにかく節約したい!という方にはおすすめです。
加えて手軽さや、メンテナンスと保管の手間がないところも良い点としてあげられます。
- 値段が安い
- とにかく手軽
- メンテナンスや保管の手間がない
お祝い着「レンタル」のデメリット
お宮詣りの着物レンタルのデメリットは、何人もの人がレンタルをしているためほつれなどの心配があることです。
また、お宮詣りの日取りは大安を選ぶ人も多いため、着たい日に気に入った柄の産着の予約が埋まってしまっていることもあります。
また安価なレンタルショップだと品質が良くないこともあるため、レンタルする場合も信頼のおける着物専門店などを選ぶと安心でしょう。
- 新品じゃないのでほつれや生地難などの心配がある
- 奇抜な柄も多い
- 着たい日に予約が埋まってしまうことがある
お祝い着「購入」のメリット
お宮詣りの着物を購入するメリットは、思い出のこもる着物を手元に残しておけるところです。
また、次の世代に残し、思い出とともに受け継ぐことができるのも購入のよいところ。
お祝い着を選ぶ時はおじい様とおばあ様も連れて、家族みんなで呉服店に行くと心に残る思い出になるかもしれません。
- 思い出の着物を手元に残して置ける(次の世代に渡せる)
- 伝統的な古典柄が多い
- 品質が良い
- 家族みんなで着物を選ぶ時間が思い出に残る
お祝い着「購入」のデメリット
お宮詣りの着物を購入するデメリットは、レンタルに比べて高額なことです。
また、着た後の産着の保管やメンテナンスの手間が生じるため、お手入れ方法の相談にのってくれる店舗での購入がおすすめです。
- レンタルに比べて値段が高い
- 保管やメンテナンスの手間がある
お宮詣りのママの服装は?

一生に一度の我が子のお宮詣り。
共にのぞむママも土地の神様に失礼のないよう、礼を尽くした服装でのぞみましょう。記念写真にも残ることを思えば、伝統行事にふさわしい、気持ちのこもる装いを選びたいものです。
お宮詣りに着ていくママの服装について、基本的な服装のマナーとコーディネートについて説明します。
ママは着物 or パールネックレス
お宮詣りをする際、ママは「着物」や「ワンピース+パールネックレス」を着るのが一般的です。
近年は着物ブームもあり、「着物を着る」というひと手間をかけて丁寧に伝統行事にのぞむ方が多く、お宮詣りでも着物を着るお母様、お祖母様が増えています。
お宮詣りで着物を着る場合
日本では、礼節を重んじる場面では着物を着るのが昔からのしきたりとなっています。
赤ちゃんがお祝い着として伝統的な着物を着るお宮詣りでは、ママも着物でのぞむのが自然な形かもしれません。
また、産後すぐのママの身体には実は着物がおすすめ。ダメージの残る産後の身体を帯で支えてくれるため、洋服より身体が楽という声を多く耳にします。
ピッタリと体にフィットする洋服とちがい、産後の体型をカバーし、かえって美しく見せてくれるのも着物の良いところです。
お宮詣りに着物を選ぶ人が多いのも納得です。
ママが着る着物は、
- 訪問着
- 附下
- 色無地
など、華やかかつ主役の赤ちゃんを引き立てる上品な色柄の着物が人気です。
お宮詣りでパールネックレスの場合
手軽さと動きやすさから、ワンピースやスーツを選ぶ方もいます。その場合はカジュアルにならないよう、きちんと感のあるデザインがおすすめです。
- きれいめフォーマルワンピース
- セットアップ
- スーツ
- パールネックレス
偽りの気持ちとなるため、パールのネックレスはイミテーションはNGです。
我が子の誕生を心から喜ぶ気持ちとして、フォーマルな装いを心がけましょう。
お宮詣りの赤ちゃんの着物とママの着物を一度に揃えるには?

お宮詣りの赤ちゃんの着物と、ママの着物や洋服用のパールを一度に揃えるには、どんなお店に行ったら良いでしょうか。
すべてを取り扱う地域の「呉服専門店」がおすすめです。
その中でも、レンタルと購入の両方がある店舗に行くと良いでしょう。赤ちゃんのお宮詣りの着物も、ママの着物も、幅広い選択肢の中から選ぶことができますよ。
えり正なら着物や真珠のすべてが一度に揃う

神戸市北区と福山市にある「えり正」は、お宮詣りの着物のレンタル・購入はもちろん、母親や祖母の着物のレンタル・購入、洋装用のパールネックレスまですべてが一度に揃います。
ハレの日のプロによる着物選びのサポートから、当日の着付けは熟練の着付け士が美しく仕上げてくれます。
着る前の面倒なお仕度と、着た後のアフターケアもすべてしてくれるので安心です。
えり正なら、お子様を思う家族の気持ちを装いに込めるためのサポート体制がすべて整っています。
きちんとした形でお宮詣りをしてくれた両親・祖父母の思いは、生まれて間もない自分を囲む家族の写真から成長した我が子にきっと伝わることでしょう。
まとめ

二度とない我が子のお宮詣りの一日。
子を愛するこの気持ちをあなたならどんな風に表現しますか。写真に残る幼い自分が着せられたお祝い着を見て、着物姿の母を見て、将来の我が子はどのように感じてくれるでしょうか。
大切な子どもの幸せを願うありったけの思いのこもる装いで、特別なお宮詣りを迎えましょう。
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