着物の着付けに手間がかかる、着物を着て苦しい、着物がはだける。その原因の多くが「採寸」と「御仕立」にあります。そして、レンタルなど違うサイズの着物姿で多いのが、上半身にシワが寄る、おはしょりの長さが不自然、下半身が太く見えるなど、です。大きく違う寸法だとスマートに着こなせません。ご購入された着物なら、自分の寸法に合わせているので、着心地が良く、着崩れもしにくいメリットがあります。
振袖を買うと家族でシェアできます。レンタルするよりも、成人式1回あたりのコストがお得になります。もちろん、姉妹でオシャレに対する好みが違うと思います。しかし、振袖に合わせる帯締・帯揚・重ね衿・刺繍半衿など、和装小物を替えるだけで周囲に与える印象が大きく変わります。振袖を購入するとオシャレな小物でも割引されるなど、お得なメリットもあります。長い目で見ると、振袖を買うほうが安上がりです。
振袖を買う場合、最初の料金は割高ですが、2~3回も着るとレンタルよりも割安になります。振袖は未婚女性の礼装なのでTPOの幅が広く、振袖が一枚あれば着たいときにいつでも着れます。結婚式や披露宴、結納、パーティなどの華やかな場所で、日本人がもっとも似合うドレスは間違いなく「着物」です。なによりも周囲が喜んでくれる衣装は「振袖」だと思います。
振袖のレンタルとは、以前、誰がどのように着ていたのか分からないものです。振袖のケアが十分でなく、汚れたまま貸し出す業者もあるのでご注意ください。もちろん、ご購入された振袖は最もキレイな状態なので、その心配がありません。※えり正のレンタル着物は着用後に十分な丸洗いを施しており、レンタルは「清潔こそが大切」だと考えています。
もちろんレンタルでは、いくら気に入っても自分の振袖にはなりません。親友や家族と共有された喜びや感動、思い出をカタチに残すこと。それが記念日の意義でもあります。そして、幸せな人生を送る人は「いかに思い出をカタチに残すか」を考えるそうです。振袖を包むたとう紙を開けると、あなたが年老いても「二十歳の思い出」がふと蘇るって素敵なことですよね。
振袖は「長い袖で厄を払い、娘の幸せを招く着物」として、満19歳(数え年で考えるなら満18歳)の厄年に、19の厄払いとして振袖を誂(あつら)えます。厄年とは「生活や身体の変化が大きい年齢なので、体調を崩さないように気をつけなさいよ」という先人たちの知恵であり、そんな娘を気遣うご家族の心をカタチにしたものです。家族の幸せを願う気持ちとして、19歳で振袖や喪服を作ることをお勧めいたします。
大切な家族や大好きな親友に喜んでもらいたくて振袖を着る。自分のためではなく、大切な人のために着てくれる。それだけで周囲の人たちは嬉しいものです。とくに人生の節目の日に「正式」な第一礼装で参列することで、周囲からの「信頼と敬意」が得られます。また「偉大なる人、礼節を知る」とよく言われるほど、成功者は「身だしなみ」を大切にします。大人の女性として有意義な社会生活を送りたい方は、振袖を作ることをお勧めいたします。

格式ある本振袖は花嫁のお色直しでも着用できます。
業者にドレスなどを借りるより、誂えた本振袖を結婚式に着てくれるほうが、ご両親は嬉しいものです。さらに、本振袖の裾のふきを出すなど、仕立て直しで「引き振袖」にすることも可能です。「引き振袖」に角隠しをすれば挙式でも着用できる正装になります。

振袖をお持ちの女性には、ぜひとも親族や友人の結婚式で振袖を着てほしい。振袖姿が会場いるだけで、結婚式場の雰囲気や写真が華やかになります。そして、振袖姿の参列者から「二人の幸せを願う」が周囲に伝わります。私は結婚式場で4年間働いていましたが、なによりも、真剣な気持ちを喜ぶ新郎新婦の姿が印象的でした。

結納とは伝統に則った大切な儀式です。
最近のウェディングは形式にとらわれず自由な発想でプロデュースされます。しかし、結婚の本質とは、新郎新婦が楽しむことではなく、「家と家の結びつき」を周囲に認めてもらうことです。そんな「コミュニティーの絆」を再確認する時間だからこそ、自由なウェディングをされる方は、結納の準備だけでも慎重に執り行うほうがよいでしょう。

きちんと身だしなみができてこそ、かっこいい大人の女性です。
普段楽しむときの洋服と同じ感覚で、卒業式にカジュアルな姿だと、社会人として少し恥ずかしいものです。振袖を用いた袴姿は華やかな装いになります。また、小紋と羽織にブーツをコーディネートすると、クラシックスタイルな袴姿になります。

日本人が一番似合うドレスは着物です。
華やかで上品な振袖姿になることで、きっと主催者あるいは参列者が喜んでくれるはずです。ホテルなど、パーティ会場でどんなに立派な洋服を着飾っていても、上品で華やかな振袖姿と比べると見劣りします。


